通関・通関手続とは

通関士を簡単に説明する際に「貿易・通関手続きの専門家」と言いましたが、「通関」って何でしょうか?

輸入した貨物等についてを税関に申告して、税関から輸入の許可を得るまでの手続きを「通関手続」と言います。この手続きの説明を見てもらえればお分かりの通り、「税関」を「通す」手続きですから、「通関」と言うようになりました。

通関において、輸入と輸出の違いは、輸入の場合に、税関を通る際に関税を納税しなければいけないというところで、その他は基本的に同じです。

通関手続には、「簡易申告制」というものもありますが、これらを総称して、通関手続といいます。


簡易申告制度とは

通関手続の中には、「簡易申告制(度)」というものがあります。

これは、継続的に輸入しているものとして税関長の指定を受けた貨物について、納税申告の前に貨物を引き取ることができる制度のことです。

普通の通関手続に比べて、簡易申告制度の利点はと言いますと、納税に関連する手続を後で行えるため、貨物の引取りに係る手続が簡素化され、輸入貨物の一層の迅速かつ円滑な引取が可能となり、輸入者のコストが削減される等、その利便性が向上します。

簡易申告制度は、平成13年(2001年)から、輸入に限って行なわれるようになりました。

通関業・通関業者とは

通関業とは何なんでしょう?

通関業を簡単に言うと、通関手続をすることです。そして、通関業を行なう人のことを通関業者と言います。そのままですね(笑)。

なぜ、通関業者という人がいるのかと言いますと、通関業は複雑極まりなく、膨大な専門的知識を要し、素人では到底できない作業だからです。

通関業者が行なう業務は、これらです。
・通関手続の代行
・通関書類の作成
・不服申立ての代理・代行
・主張、陳述の代行

通関業は、貿易(輸出入)において、非常に重要な業務を果たしていると言えますね。

通関手続について

通関手続は「輸出通関手続」「輸入通関手続」「非居住者による貨物の輸入または輸出」があります。

輸出通関手続は、輸出の定義、輸出申告の時期、輸出申告書の提出の必要な添付書類、輸出申告に関するさまざまな規定、輸出通関のための運用制度、輸出貨物の検査や証明義務、輸出許可の流れなどが規定されています。

輸入通関手続は、輸入の定義、輸入・納税申告方式と輸入・特例申告方式の説明や、それぞれの方式における輸入申告の時期、輸入申告書と必要な添付書類、輸入申告に関するさまざまな規定、輸入貨物の検査、輸入が認められない場合について、輸入許可の流れが規定されています。

また、非居住者が業として貨物の輸出入をする際の手続について規定されています。通関手続はこのような流れで行われますので正しい理解が必要です。

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